下駄箱(シュークローゼット)の嫌な臭いは取れる!綺麗に保つ掃除方法と便利グッズを解説

下駄箱(シュークローゼット)の嫌な臭いは取れる!綺麗に保つ掃除方法と便利グッズを解説

※本ページにはプロモーションが含まれています。

靴をキレイに保管・収納しておく下駄箱・シュークローゼットって、なんであんなにも臭くなってしまうのでしょう・・。こまめに清潔にしようと心がけているのに平気で臭いを放ってくるので、地味ですがストレスになりがちですよね・・。

除湿とか消臭とか、やるべきことは分かってるけど、イマイチ正しい方法が分からない。こんな状況をズルズルと引きずっている方が結構多い印象ですが、ここで1つ、正しいニオイ対策を習得しちゃいましょう!

ということでこの記事では、「下駄箱・シュークローゼットのニオイ対策」について深掘りしていくことにします。この記事を通じて知れることは以下の通りです。

  • 「下駄箱臭」の原因
  • ニオイを取るお掃除方法
  • あったら助かる下駄箱便利グッズ

どこよりも詳しく、写真付きで解説しているので、最後までお付き合いいただければと思います。

mamoru吹き出し
mamoru

皆さんはじめまして、この記事をご覧いただきありがとうございます。家事ライターのmamoruです。下駄箱やシュークローゼットのあのモワモワとした臭いは「どうしようもない」と思われがちですが、正しい知識のもとに対策を講じれば、十分改善可能です。この記事でそのイロハを徹底解説しているので、参考にしてもらえれば嬉しいです。

下駄箱・シューズクローゼットのモワモワ臭の正体ってなに?

靴のお手入れ

ということで、早速お話を始めていきたいと思いますが、まずは下駄箱やシュークローゼットのモワモワとしたあの悪臭の原因・正体を明らかにしていきましょう。しっかりと原因を把握していないと、今回ニオイが改善したとしても同じことの繰り返しですから、目を通しておくことをおすすめします。

原因は下駄箱じゃなくて「靴」にある

結論から言えば、ニオイの原因は靴にあるんです。下駄箱が臭いのは「下駄箱そのもの」に原因があると思われがちで、必死に下駄箱をお掃除した経験がある方は多いのではないでしょうか?しかし、その場だけでの効果はあるかもしれませんが、根本的な解決にはなってませんからニオイが再発してしまうことがほとんどなんですね・・。

したがって、下駄箱やシュークローゼットのニオイを効果的に対策するには、

  • 下駄箱

それぞれに対して個別にお手入れをする必要があります。片方だけを対策しても効果は一時的になってしまうので、ここをまずは覚えておいてください。

mamoru吹き出し
mamoru

靴の中には私たちの想像を遥かに超えるバイ菌が「定住」しています。これをそのままにして下駄箱に放り込むと、彼らはもっと元気になり、悪臭の原因になってしまうのですね。だからこそ、下駄箱と靴、両面における対策が重要になるというわけです。

お掃除と便利グッズで効果的に改善しよう

というわけで、まずは下駄箱のニオイの根本的な原因について解説してきました。靴と下駄箱、両方の対策が重要になるわけですが、それぞれのお手入れ方法が全く異なるのが厄介ですよね。

靴のニオイ対策と下駄箱のニオイ対策は180度違うといってもいいくらいなので、自己流でやると大体失敗してしまうんです。今までに何度か対策を講じてみたのに、効果がなかったという方は少なくないでしょう。

正しい知識を付けて靴を清潔に保管しよう

したがって、次の章で解説しているものをしっかり読み込んで、正しい知識をつけた上で、靴を清潔に、大切に保管することを心がけましょう。

靴の保管に関する正しい知識を身に着けることで、ニオイ対策ができるようになるのはもちろんのこと、靴を大切に使用することもできるようになるのが嬉しいポイント。下駄箱が臭いということは靴も臭くなってしまっていて、バイ菌による汚染、さらには汚れやホコリによる品質低下も招いているケースがほとんどなんです。

だからこそ、ニオイ対策を通じて「靴を綺麗に使って保管する」ことが心がけられるようになるので、ニオイ対策以上の恩恵をもたらしてくれます。次の章で解説している内容は、ニオイを改善したい方はもちろんのこと、靴を長く大事に使っていきたい方にとっても有用な情報となっているので、要注目ですよ!

mamoru吹き出し
mamoru

一昔前までは、靴のお手入れ・保管ともなると、なかなかに難易度が高いのが現実でした。しかし、今の時代は様々な便利グッズが考案され、なおかつそれをネットショッピングなどで簡単に手に入れることができちゃいます。以前よりも圧倒的に手軽に靴や下駄箱のお手入れができるようになっているので、この時代に感謝・・、ですね!

下駄箱の臭いを取るお掃除方法と便利グッズをご紹介!

というわけで、ここからは下駄箱の臭いを取るためのお掃除方法、そして便利グッズについて徹底的に解説していきます。小難しいものはなく、誰でも、どこのご家庭でも簡単に実践できる情報を集めてみたので、肩の力を抜いて読んでもらえれば幸いです。

また、より分かりやすい構成とするためにも、

  • お掃除方法
  • 便利グッズ

この2点に着目した上でお話を進めていきますので、順番にチェックしていきましょう!なお、下駄箱のお掃除方法の手順としては以下の流れになります。

  1. 靴を全部取り出す
  2. クエン酸スプレーで綺麗に拭く
  3. 扇風機・サーキュレーターで換気を行う
  4. 新聞紙を各段に敷き詰める
  5. 除湿・脱臭アイテムを設置する
  6. 靴箱の中身を戻す

なお、より分かりやすい記事とするために、筆者が実際にお手入れのされていない下駄箱をお掃除した写真も交えながら解説をしていきますね。

汚い下駄箱

こちらがその下駄箱・シュークローゼットなので、これをどのようにして綺麗にしていくのかを写真付きでチェックです。

mamoru吹き出し
mamoru

少し手間に感じる方もいるかもしれませんが、これをやっておくと後々のニオイ対策にかかる手間とお金を考えれば、結果的に大きな得へとつながります。難しいことはなに一つとしてしていないので、面倒くさがりの筆者のような男性でもできちゃいますよ!

1:靴を全部取り出す

まず始めに、下駄箱・シュークローゼットに入っている靴を全部取り出していきます。『めんどくせ・・』と思ったそこのアナタ、気持ちすごく分かります。筆者の自宅の下駄箱も、そこそこの人数が同居していることもあって、靴が大量にあるので全部取り出すと大変なんですよね・・。

しかし、ここでサボってしまうと今の状況は永遠に改善されないので、ここは1つ頑張って、一度靴を外に出してみてください。

汚い下駄箱の中身を取り出す

写真で見るとこのような感じ。靴が全部なくなるだけでもかなり綺麗に見えますが、各段の床部分や壁に汚れ・カビが付着しているのも見て取れます。これではニオイもしてきてしまうのも当然なので、綺麗にしていきましょう。

要らない靴は処分しよう

さて、靴を全部外に出すと、十中八九『この靴もう履かなくない?』というものが出てきます。不思議なもので、購入するときは気分上々で買った靴も、一度飽きてしまうとその後はサッパリ履かなくなってしまうんですよね。なんなんでしょう、この現象。

ともあれ、一度履く流れを失ってしまった靴は、今後も下駄箱が定位置になってしまうことは全世界共通です。したがって、もったいないというお気持ちは理解できますが、これを機に処分してしまいましょう。

捨てるのがもったいないと感じるならば、近所のリサイクルショップ、あるいはメルカリなどフリーマーケットなど、再利用する方法を考えるのもアリと言えばアリです。ただし、靴はリユースされにくいものでもあるので、基本的には手間になりますから、個人的には捨ててしまった方がいいと感じます。もちろん、お金ではなくエコを考えるならその限りではありませんが。

mamoru吹き出し
mamoru

不要な靴を断捨離することで下駄箱内の容量に余裕ができて、今までよりも通気性が増すという利点が生まれます。また、不要なものを手放すことで単純にスッキリするので、思い切って処分する心意気を大切にしてください。

靴に消臭・除菌スプレーを忘れずに!

また、この段階で忘れて欲しくないのが、取り出した靴に「消臭・除菌処理」をしっかり行うということです。靴を全て出す段階でしばらくの間全く手付かずだった靴もあると思いますが、そういった靴は基本的に「ニオイの塊」になっていると考えなければいけません。

だからこそ、靴を出した段階で消臭・除菌処理を行うべきなのです。色々方法はありますが、個人的に最も簡単なのが「スプレータイプの製品」を使用することだと感じています。

どんな製品を使うかは、正直何でもいいです。ネットで調べればゴロゴロと見つかりますが、個人的にイチオシなのがこちらの商品。

ドクターショールの消臭スプレー

メーカーは「ドクター・ショール」で、靴関係のケアアイテムでは最大手と言っても良いレベルの会社さんですね。「ニオイ菌99%抗菌」という売り文句はダテではなく、

消臭スプレーを靴に

このように靴にシューっと吹きかけるだけで、

  • 瞬間消臭
  • ニオイ菌繁殖阻止

靴のニオイ対策に必要な2つの要素をそのまま実現しちゃうのが最強です。さらにポイントなのが「無香性」だということ。やたらキツイ香りで誤魔化すスプレーもありますが、個人的にはニオイに蓋をしているだけなので好きじゃないです。このように無香性で「消臭パワーそのもの」で勝負してくれるスプレーの方がおすすめ。

これを取り出した靴全てにプシュッと吹きかけておけば、当分の間は消臭効果が続くと思ってもらってOKです。一家に一本あると本当に助かるので、これは購入することを強く推奨したい一本ですよ!

mamoru吹き出し
mamoru

布で磨いたり、水で洗ったり・・、といった煩雑な作業が不要になるので、スプレー式のケアグッズは個人的に重宝します。価格も安いですし、置き場所にも困りません。まさに最強の消臭アイテムですね!

2:クエン酸スプレーで綺麗に拭く

さて、下駄箱・シュークローゼットに入っている靴を全て取り出し、靴に消臭・除菌処理を施した後は、次は下駄箱そのものをお掃除していきましょう。といってもやること自体は簡単で、綺麗に中を拭き上げていくだけ。

家事に慣れていない男性でも問題なくできることなので、張り切ってやっていきましょ〜!

万能アイテム「クエン酸」の出番

中を拭く際は水拭きや重曹でも悪くないのですが、個人的には万能の家事アイテムである「クエン酸」を使った方がいいと感じます。クエン酸を使用することで、

  • 汚れ・汗落ち
  • カビ菌落ち
  • ニオイ落ち

これらの効果が期待できますから、ただ水拭きするだけよりも格段に効率的で効果的なんですよね。

筆者おすすめの方法は、靴の時と同じようにスプレーを使用する方法です。クエン酸と水を混ぜた液体をスプレーから噴霧し、下駄箱内部に行き渡らせます。そこから水拭きを開始していけば、簡単にクエン酸込みの水拭きが実現されるという寸法。

そしてクエン酸スプレーの作り方ですが、以下の割合で粉末のクエン酸と水を混ぜ込みます。

  • 水:200ml
  • クエン酸:小さじ1

そして後は100均などで手に入るスプレーに入れれば、それで完成です。下駄箱だけでなくお風呂掃除やキッチン周りの掃除など、色々な場面で活躍する最強アイテムなので、持っておいて損はないですよ。

ただ、筆者はこういった細かい作業は正直好きじゃないので、クエン酸スプレーという商品をいつも買っちゃいます。ズボラですんません。

激落ちくんクエン酸スプレー

何でもいいんですけど、筆者がいつも使うのはこれですね。メラニンスポンジでお馴染みの「激落ちくん」シリーズのクエン酸スプレーバージョンです。これを下駄箱内にシューっと吹きかけて、後は雑巾で水拭きすればニオイ対策は万全です。

ニオイそのものからニオイの元となる雑菌・カビなどを排除できるので、この作業はマストですね。絶対にやった方が良いです。

では、具体的に行う作業を写真で見ていきましょう。

雑巾にクエン酸をスプレーした

まずはこのように、雑巾にクエン酸スプレーを吹きかけるか、

クエン酸スプレーを下駄箱に

下駄箱内に直接スプレーするのもOK。今回紹介しているクエン酸スプレーは、泡で出てくるので使い勝手が良いのも魅力です。

雑巾で下駄箱をふく

そしてあとは、ひたすら拭いていきます。隅々までしっかりと拭いて、ニオイの原因になっているものを根こそぎ排除しちゃいましょう。

クエン酸スプレーで下駄箱の奥も綺麗に

このように、壁や天井もしっかりと拭き掃除をすることを忘れずに。

最終的には、このような感じで綺麗になってくれます。始めにしていたニオイもかなり軽減されて、クエン酸の拭き掃除による効果はやはりスゴイです。

mamoru吹き出し
mamoru

長いこと放置していた下駄箱内をクエン酸スプレーで掃除すると、とてつもなくスッキリします。玄関口は家の顔ということもあり、そこが綺麗になると精神衛生上なかなかに効果を感じられると思いますよ。

3:扇風機・サーキュレーターで換気を行う

下駄箱をクエン酸スプレーで綺麗に水拭きしたら、30分〜数時間程度の時間で換気をしてあげましょう。水分や湿気は生命の源なので、しっかり水気を飛ばしてあげないと逆にニオイの原因になってしまいかねませんからね。

やり方としては取っ手を開けっ放しにする方法でももちろん構いませんが、個人的には扇風機やサーキュレーターなどの通気性をあげるアイテムを利用しながらの換気をおすすめしたい。

というのも、下駄箱やシュークローゼットは細かく段差が設けられており、通気性が良い構造にはなっていないので、開けっ放しで換気をしてもそれほど効果が見込めないからです。

手持ちの扇風機でももちろん構いませんが、扇風機よりも小回りがきくサーキュレーターを一家に一台持っておくと、色々ば場面で役立ちますよ。

【Amazon.co.jp 限定】 [山善] サーキュレーター 10畳 (換気/空気循環) 首振り固定 上下角度調節 風量3段階調節 静音 ホワイト AAS-W15(W) [メーカー保証1年]

Amazonなどで販売されている数千円程度のこのようなものでも、首振りの角度が扇風機よりも広くなっていて、さらにコンパクトで軽量なのがとても使いやすいです。下駄箱だけでなく、

  • 卓上扇風機
  • クローゼットの換気
  • 部屋干し時の通気性アップ

このような用途で幅広く使用可能なので、毎日の生活の質をワンランク上げるためにも持っておきたい商品だと筆者は感じています。

mamoru吹き出し
mamoru

扇風機よりも気軽に持ち運びできるので、サーキュレーター、非常におすすめです!夏場の非常に暑い時期にテーブルに1つ置いておくだけで、顔の高さに涼しい風がきてくれるのが最高なんですよね。エアコンと一緒に使うとまさに天国!この記事を執筆している2020年の夏は現在進行形で暑いので、非常に助かっています。

4:新聞紙を各段に敷き詰める

水拭き後の換気を十分に行ったら、ここからは下駄箱の中を本格的にいじっていきましょう。まずするべきことは新聞紙を各段に敷き詰めていくという作業になります。

『なんで新聞紙?』と思うかもしれませんので、まずは新聞紙を敷く理由からチェックしていきましょう。

湿気対策
新聞紙が過剰な湿気を吸ってくれるので、ジメジメ対策になる。靴の中に詰めておくのも効果的。
汚れ対策
靴を保管する際、靴裏の汚れが靴箱に直接つかなくて済む。
安い
新聞を購読している家庭なら実質タダ。購読していなくても、コンビニで非常に安価に購入可能。

具体的にはこの3つが新聞紙を採用する理由になりますが、最も大きいのがやっぱり湿気対策ですよね。新聞紙は水分をしっかり吸ってくれる構造をしているので、置いておくだけで過剰な水分をギュイっと吸い取ってくれます。カビ対策にはもってこい!

また、靴底についた土や水分といった汚れが靴箱内部に直接ついてしまうのも防ぐことができます。靴箱のニオイはそれぞれの靴のニオイに由来する部分もありますので、この汚れ対策効果も非常に効果的。

加えて、安いですからね。新聞を購読しているなら実質タダで手に入れられますし、コンビニでも100円ちょっとで買えるものなので、これで「湿度・汚れ」を一度に対策できると考えればコスパは最高水準でしょう。

家事において大切なのは「安く手軽に」という要素なので、そういう意味でも新聞紙は庶民の味方です。読んで捨てるだけではもったいないので、常に何部かはストックしておくようにしておきましょう。

では、実際にやってみます。

靴に新聞紙を詰めておく下駄箱に新聞紙を敷き詰める

筆者はあいにく不器用なので、このようにかなり見栄えとしては悪くなってしまいますが、もう少しこだわりたいという方はキッチリ敷き詰めることをおすすめします。男性にはちょっと酷な作業ですね、この新聞紙は。

mamoru吹き出し
mamoru

Amazonやメルカリで「新聞紙」と検索して見れば分かりますが、今の時代、新聞紙ですら再利用目的で転売されます。今まではゴミとしか見なかったものも、工夫次第でお金にすらなる。すごい時代になったものですね。

5:除湿・脱臭アイテムを設置する

新聞紙を敷き詰めて汚れ・湿気対策をし終えたら、お次は便利グッズの設置です。具体的には除湿・脱臭系の商品になります。

新聞紙は確かにニオイ対策として効果がありますが、新聞紙1つで全てが解決するほどのものではないので、この除湿・脱臭系アイテムの設置もマストだと考えてください。以下でそれぞれについて詳しく解説していきます。

除湿剤

まずは除湿剤について見ていきましょう。下駄箱やシュークローゼットは基本的に締め切りで、換気をする機会も多くないので、新聞紙による除湿機能では不十分。だからこそ、除湿剤をしっかり設置することが大事です。

と言っても、下駄箱の中は非常に入り組んで作られているので、一般的な除湿剤だと設置が困難です。そこでおすすめしたいのが以下のような下駄箱用の除湿剤になります。

エステーの下駄箱用ドライペット

エステーさんの「ドライペット」という除湿・脱臭系ブランドの商品ですね。下駄箱用に出来ているので、ちょうど角に設置できるようになっているのがポイントです。

エステーの下駄箱用ドライペットは面白い形をしている

また、こちらの画像にある通り、「除湿/脱臭」の二つの働きをしてくれるようになっているので、これ一個で下駄箱内の気になるケアが出来てしまうのが魅力。

エステーの下駄箱用ドライペットを下駄箱に入れてみた

このように下駄箱内にどこでも設置ができるのが嬉しいですね。とは言いつつも、筆者が使用した経験上、これだけだと脱臭効果はややパワー不足になるので、次に紹介している脱臭剤についても設置するのがおすすめです。

脱臭剤

続いて脱臭剤についてですが、脱臭するための商品なんて今の時代豊富に存在しているので、選ぶのが難しいように感じるかもしれません。選び方のポイントを以下にまとめてみたので、目を通しておきましょう。

消臭パワーが高い
靴・下駄箱のニオイはかなり強め。強力な脱臭パワーを持つ商品を選ぶ。
コンパクト
下駄箱内は上下左右に狭いので、コンパクトなサイズの商品を選ぶ。
小分けにできる
下駄箱内は段差で仕切られているので、小分けになっている商品を選ぶ。

ご覧のような特徴を持つ消臭剤を選ぶことが重要ですが、結構限られてしまいます。筆者の経験上、特におすすめしたい商品をご紹介させていただくので、こちらをどうぞ。

エステーの下駄箱用脱臭炭

こちらのエステーさんの「下駄箱用 脱臭炭大型」という商品は、”大型”と言いつつも下駄箱用にコンパクトで小分けになっているので、若干商品名がややこしいものの非常におすすめです。

エステーの下駄箱用脱臭炭は小分けになってる

このように下駄箱やシュークローゼットににぴったりサイズの脱臭剤が3つ小分けになっているので、まさに「下駄箱用」という表現が適当ですよね。

下駄箱に脱臭炭をセット

実際に下駄箱内に置いてあげるとこのようになります。縦に置いても横に置いても全然問題ないので、これが入らない下駄箱はそうそうないでしょう。よく考えられていますよね。

これを置いておけば非常に強力な消臭パワーを発揮してくれるので、クエン酸スプレーや新聞紙を合わせれば、大抵のニオイに対応可能。ぜひ使用してみてください。

mamoru吹き出し
mamoru

ここでポイントなのは、芳香剤ではなく消臭剤・脱臭剤をチョイスするという点です。芳香剤はニオイを香りで誤魔化すものですが、それでは本質的な解決にはなりませんから、きっちりニオイを取れる商品を選ぶようにしましょう!

Column:どうして「炭」で脱臭できるの?

炭と言えば、皆さんご存知のように木材を燃やし尽くしたものですが、

  • どうして炭で脱臭ができるんだろう?
  • 本当に炭でニオイが防げるの?
  • ただの木だから消臭効果があるわけがない!

このような疑問や考えを持つ方はきっと多いことだと思います。

結論から言えば、炭には強い脱臭効果があるので、「脱臭炭」系のニオイ対策アイテムは筆者も自信を持っておすすめしたいです。そしてその秘密は「木材を燃やす工程」にあります。

一般的に、炭は280度程度の温度で燃やし、さらに空気(酸素)を極力減らした状態で「不完全燃焼」させて作ります。このような燃やし方をすると、木材内部に無数の穴が空いた「多孔質」と呼ばれる状態になるのです。

そして、この無数の穴の中にニオイ成分が入り込み、強力な脱臭効果が期待できます。また、この穴にはニオイ成分だけでなく、汚れや不純物といったものも入り込んでくれるので、炭は水を浄化する浄化剤として使われたり、体の汚れを取るための洗浄剤としても使われます。元々は竹炭など木材から出来たものなので、身体に無害なのも嬉しいですよね。

6:靴箱の中身を戻す

さて、ここまでの作業で、以下のようなことをやってきました。

  1. 靴を全部取り出す
  2. クエン酸スプレーで綺麗に拭く
  3. 扇風機・サーキュレーターで換気を行う
  4. 新聞紙を各段に敷き詰める
  5. 除湿・脱臭アイテムを設置する

これ全てをしっかりやっておけば、大抵のニオイなら問題なく対策可能なので、靴を長期間衛生的に保管しておきたいならぜひ実践してみてくださいね!

最後に靴箱の中身を戻して、これで作業が完了です。その写真がこちら(上がビフォー、下がアフターです)。

汚い下駄箱 下駄箱のお手入れ完了

靴を処分したこともあって、かなり下駄箱内がスッキリした印象です。また、お手入れ前にしていたもわーっとしたニオイに関しても、しっかりと消えてくれています。靴に消臭スプレーをし、さらにクエン酸スプレーで中を綺麗にしたので、効果覿面でしたね!

5分でパパッと・・、というわけには流石にいきませんが、それでもそこまで負担になる作業はしていません。換気にどれほどの時間を割くかにもよりますが、休みの日にちょちょいと出来てしまう作業量なので、気軽に取り組んでみて欲しいです。

また、この作業をした後、継続してやらなければいけないことは、以下をご覧ください。

除湿剤・脱臭剤の入れ替え
商品にもよるが、1ヶ月〜3ヶ月に一度程度。
靴への消臭スプレーの散布
半年に1度程度で十分。こまめにやりたいなら3ヶ月に一度。
新聞紙の入れ替え
半年、もしくは春に一度。梅雨前に新品の新聞紙を入れておくと、効果的に除湿が可能。

靴を全部出して中をガッツリ拭き掃除する・・、みたいなことは今後上記のようにこまめにお手入れをするならば、基本的にしなくてもOK。最も重要なのが、除湿剤と脱臭剤の入れ替え作業です。

ハッキリ言って、これらは忘れやすいものなので、『月初めに商品を入れ替える』のようにある程度自動化・習慣化することをおすすめします。筆者は奇数月の1日に靴箱だけでなく、クローゼットや押入れの除湿剤・脱臭剤も一斉に入れ替えを行うようにしているので、毎回忘れずに交換ができていますよ。

mamoru吹き出し
mamoru

お住まいの地域によっては、『下駄箱に虫がたくさん湧いてしまって困る・・』なんてこともあるかもしれません。そんな場合は脱臭剤や除湿剤に加えて、防虫剤の使用も検討してみましょう!筆者が住んでいる地域は、久々にお掃除するとクモが住んでたりして困ります・・(笑)

まとめ

ということで、この記事では下駄箱やシュークローゼットのニオイ対策について、徹底的にお話ししてきました。一度ニオイがついてしまった靴箱は、脱臭剤を詰め込んでも基本的には改善できません。この記事のように「クエン酸による水拭き」が非常に効果的であり、これに加え換気や除菌スプレーなど、各作業を行うようにすれば、どこのご家庭の下駄箱だとしても問題なく改善されるでしょう。

下駄箱だけではなく、クローゼットなどの保管場所は、基本的に一度ニオイがついてしまうと改善させるのは非常に手間がかかります。それを考えたら、数ヶ月に一度、ちょっとしたメンテナンスを継続して行う手間は、非常に「得」なことです。

この記事で紹介した作業を行なった後も、継続して除湿剤・脱臭剤の入れ替えなどをこまめに行なってみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。何かご意見や感想などあれば、遠慮なくこの記事にコメントしてください。大変励みになります!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です