クローゼットの臭いはどうすれば良い?洋服を守る為の除湿、消臭方法を解説!

クローゼットの臭いはどうすれば良い?洋服を守る為の除湿、消臭方法を解説!

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押入れ、タンス、そしてクローゼット。これらはどこのお家にも用意されている収納場所で、大切な衣類や布団を保管しておく非常に重要な空間ですよね。しかし、時間が経つにつれて「ニオイ」が発生し、気づけば中の衣類も含め臭くなってしまった・・、なんてことも決して珍しくはないでしょう。

そこでこの記事では、クローゼットなどの衣類・布団の収納が臭くなってしまった場合の対処法について徹底的に解説しています。ラインナップとしては、以下の通りです。

  • ニオイの原因
  • ニオイを除去するための対策
  • ニオイを未然に防ぐための予防

どこの家庭でもできる簡単でお手軽な方法を解説しているので、自宅の収納を今より快適にしたい方は最後までお付き合いいただければと思います。

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この記事をご覧いただき、ありがとうございます。家事ライターのmamoruです。クローゼットのニオイは厄介でしつこいので、「どうせ良くならない」と思っている方は多いと思います。しかし、決してそんなことはありません。正しい知識の元に、適切な方法を実践すればどこのご家庭でも改善可能なので、この記事を通じてマスターしちゃいましょう!

気が付いたらクローゼットが臭い・・、一体どうすれば?

スーツを着こなす男性

冒頭でもお伝えしましたが、クローゼットっていつの間にか臭くなってるんですよね・・。久々に衣類を取り出そうとしたら、「モワァ〜」っとするニオイが鼻についてテンションが下がる・・。このような経験に落胆したのは、決して筆者だけではないと思います。

では、そもそもどうしてクローゼットから嫌なニオイが発生してしまうのでしょうか?

ニオイの原因は「湿気・ホコリ」

ほとんどの方が理解しているとは思いますが、クローゼットのニオイの原因は「湿気・ホコリ」の2つです。

まず湿気からですが、湿気、言い換えれば水分は、人間を含めた全ての生命の源とも言える存在。そして、クローゼットの中にも当然生命が存在しているわけでして、そいつらが湿気を糧にして勢力を拡大する結果、ニオイが発生してしまうということが考えられます。ちなみに、この生命とは「カビ」のことです。

また、時間経過とともにホコリやチリがどんどん蓄積していき、そこから重たさのある独特のニオイが発生してしまいます。加えて、この湿気とホコリが混ざることで発生する「水分を含んだ」ホコリもまた、強力なニオイを発生する原因。ホコリとカビが共存するなんてのは考えるだけでも最悪ですが、まずこの2つがニオイの直接的な原因であることを認識しましょう。

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この2つに加えて、衣類に元からついているニオイも原因として考えられます。最も懸念されるのが「タバコ臭」ですかね。これがホコリとカビのニオイと混ざってしまうと尋常ではないニオイへと進化してしまうので、タバコを含めた生活臭が染み付いた服に関しては、一度消臭をしてからクローゼットのしまうようにしましょう。

どちらも定期的なお手入れで予防できる!

さて、クローゼットのニオイの原因が湿気とホコリだということを明らかにしてきましたが、実はこのどちらも定期的なお手入れで用意に対策・予防が可能なんですね。

『でもアレでしょ?どうせ面倒な作業を小まめにしなきゃいけないんでしょ?』

と思われる方も多いかもしれませんが、そんなことは全くありません。確かに、ニオイがついてしまったクローゼットに関しては、ある程度の作業量が必要になりますが、そこからの定期的なメンテナンス・管理に関しては、数百円で購入できる必要な備品を導入しさえすればほとんど何もせずで問題ないのです。

したがって、みなさんが考える以上に、クローゼットのニオイ対策は簡単だと思ってもらってOK!

Check:一度臭くなったクローゼットはもう終わり・・?

ここまでのお話で、「ニオイ対策は可能だ!」ということを声高に叫んできましたが、一度ニオイのついてしまったクローゼットに関しては元通りにすることができるのでしょうか?

結論から言えば、もちろん臭くなってしまったクローゼットも、再生することが可能です。ただし、しっかりとしたお手入れが必要になる部分ではあるので、やや労力がかかります。それでも、放置しておいて衣類が臭くなってしまうことを考えれば、クローゼットの再生はやらない手はありません。

次の章で詳しく解説していますので、欠かさずにチェックしておきましょう。

クローゼットのニオイはこれでOK!対策と予防に分けて解説

ということで、ここからはニオイが気になるクローゼットのお手入れ方法について解説していきます。分かりやすいように、以下の2つの項目で分けてみることにしました。

  • クローゼットを再生する「ニオイ対策編」
  • ニオイを未然に防ぐ「ニオイ予防編」

現在進行形でクローゼットのニオイが気になる方は、「ニオイ対策編→ニオイ予防編」の順番で、クローゼットにニオイがつかない方法を知りたい方は「ニオイ予防編のみ」をそれぞれ読んでみてください!

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クローゼットのニオイ対策といっても、今ついているニオイをどうするのかと、ニオイを予防するにはどうするのかでは、考えるべきことが変わってくるんです。それぞれの知識・方法について、詳しくチェックしていきましょう。

クローゼットを再生する「ニオイ対策編」

まずは一度ニオイのついてしまったクローゼットを再生する「ニオイ予防編」から解説していきます。このセクションのラインナップは、以下の通りです。

  • 服を全部外に出して整理しよう
  • クエン酸スプレーを使って徹底除菌・防カビ
  • 扇風機・サーキュレーターによる換気も大事

それぞれの項目について以下で深掘りしていくので、順番に見ていきましょう!

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今回、今まで全くお手入れをしていなかったクローゼットを使って、お手入れの様子を実演することにしました。写真付きで詳しく解説しているので、参考になれば幸いです。

服を全部外に出して整理しよう

ニオイのついたクローゼットを再生する上で、まず必要になるのが「服を全部外に出す」ということです。ウォークインクローゼットのような大きさになると、外に出すのを面倒に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、これは絶対に必要なことなので頑張りましょう。

お手入れ前のクローゼット

こちらが筆者の普段使用しているクローゼットです。やや小ぶりなので皆さんの参考になるかはちょっとアレですが、こちらを使って実演していきたいと思います。まずはこの中の衣類を全部外に出す必要があるので、面倒に感じるかもしれませんが頑張ります。

お手入れするとハンガーの余りが出てくる

衣類を外に出す過程で、このように不要なハンガーがめちゃめちゃたくさん出てきます。こういったものを整理することもお手入れの中に含まれるんですよね。

除湿剤は2ヶ月でこんなにいっぱいに

また、除湿剤も水でいっぱいになっていました。夏場は本当にすぐにたまってしまうので、こまめな管理が必要です。

クローゼットの中を取り終えた

そして、こちらが中身を全部外に出したクローゼットになります。スッキリしましたね!

さて、このようにクローゼットの中を全部外に出す理由としては、以下の点が挙げられます。

ニオイの付いた服を判別
一度ついたニオイは基本的に取れない。洗濯orクリーニングでニオイを取ろう。
今後の作業で衣類が邪魔になる
クローゼット内を綺麗に掃除するので、衣類を取った状態にしておこう。
いらない服を処分する
クローゼット内に何年も保管して「もう着ないな」という衣類を処分してしまおう。迷ったら捨てる。これが断捨離の鉄則。

特に気をつけて欲しいのが、上の「ニオイの付いた服を判別」という点ですね。

一度ついたニオイは洗わないと取れない

基本的に、ニオイの付いたクローゼット内で保管されていた衣類は、クローゼットの嫌なニオイが染み付いていると考えなければいけません。そして、どれだけ優秀な消臭グッズを使ったとしても、そのニオイは奥深くまで入り込んでいるので、基本的には取れないのです。

しかし、衣類そのものを綺麗に洗ってしまえば、当然ニオイは落ちてくれます。そのためにも、ニオイの付いた衣類を外に出し、洗濯することが重要なわけですね。

また、このような衣類を洗濯する場合には、「消臭」に重きを置いた衣類用洗剤を使用することが重要。各社ともに消臭特化型の洗剤を販売していますから、ニオイが気になる衣類のためにも一本持っておくと役立ちますよ。

クリーニングも有力な選択肢

一方で、クローゼットに保管しておいた衣類の中には、「自分では洗濯できない」ものも数多くあると思います。特に冠婚葬祭系のスーツの場合には、着る機会よりも保管しておく時間の方が圧倒的に長いので、なおさらですよね。

したがって、そのような場合にはクリーニングの利用が推奨されます。特に個人的におすすめしたいのが、自宅から衣類を送って届くのを待つだけの「宅配クリーニング」という新しいサービスです。

クローゼットのニオイ対策で相応の手間がかかるので、クリーニングにかける手間はできるだけ省きたいと考えるのが人間ってもの。ネットで注文をして集荷の人に衣類を渡すだけでクリーニングが完結するので、本当に楽チンなんですよ!まだ利用したことのない方は、ぜひ一度利用してみてください。

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興味本位で一度利用した宅配クリーニングだったが、あまりにも楽すぎて今では店舗型の地元のクリーニングは利用しなくなってしまいました・・。やや割高感はあるものの、それを上回るメリットがあると感じているので、おすすめです。

クエン酸スプレーを使って徹底除菌・防カビ

クローゼットの中を整理し終えたら、次はクエン酸スプレーを使って徹底的にお掃除していきましょう。重曹でも良いのですが、落ちる力や落とせる汚れの種類を考えるとクエン酸の方がおすすめです。

クローゼットの中を取り終えた

まずこちらが、中を全て空っぽにしたクローゼットです。かなり昔のものなので、若干お見苦しい点はご容赦ください。ここの中を、クエン酸スプレーを使って綺麗にしていくというのが今回やるべきことになります。

クエン酸と言えばお掃除の便利グッズの代表格とも言える存在で、サッと塗って拭くだけで汚れ落ちが格段に上がり、カビにも効果を発揮してくれるというスグレモノ。クエン酸を溶かして自分で作るやり方でも良いですが、筆者は面倒くさがりなので市販のクエン酸スプレーを買っていつもお掃除に使ってますよ。

今回使用するものはこれ。

激落ちくんクエン酸スプレー

「激落ちくん」のクエン酸スプレーバージョンですが、どこの製品でも大して変わらないので、一番安かったり良さげなのを選んでみてください。これを使って、雑巾にスプレーしていきます。

クエン酸スプレーを雑巾に

あとはこれでクローゼットを拭いていくだけ。

雑巾でクローゼットをふく

隅々まで満遍なく拭いていきましょう。サボった分だけ後で「ニオイ」という形で跳ね返ってくるので、ここに関しては丁寧な仕事をおすすめします。

雑巾でクローゼットの天井をふく

忘れがちな天井や壁の部分も残らず拭いたら、これで終了。この作業でカビとホコリは一網打尽にできるので、現在進行形でクローゼットの嫌なニオイに悩んでいる方は必ず行いましょう。

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なお、筆者が紹介したようなクローゼットではなく、大きめのウォークインクローゼットのようなものなら、まずはホコリを取るためにも掃除機を使用することをおすすめします。玄関より外で拾ってきた汚れがクローゼットに溜まりがちなので、扉を開けた上で掃除機をかけてみてください。

扇風機・サーキュレーターによる換気も大事

クエン酸スプレーによる拭き掃除が終わったら、最後に十分な時間換気を行いましょう。今回紹介している筆者宅のクローゼットは非常にコンパクトなので換気はすぐに終わりますが、大きめのクローゼットやウォークインクローゼットになると、多くの時間を換気に割く必要があるので注意しましょう。

換気の方法ですが、筆者程度のクローゼットのサイズ感なら開けっ放しにしておくだけでも問題ありませんが、扇風機やサーキュレーターを使って通気性をアップさせるとより効率的に換気を行うことが可能になりますので、大きめのクローゼットをご使用の場合は試してみてください。

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クローゼットのニオイを改善するために行うべきことは以上です。クエン酸により綺麗にした後、徹底的に換気を行うことで内部に残るカビやホコリをある程度除去することができます。しかし、これで終わりにしてしまうとまた同じことが数ヶ月後・数年後に起こるだけなので、次の「予防編」も必ず実践するようにしましょう。

ニオイを未然に防ぐ「ニオイ予防編」

ニオイのするクローゼットを綺麗にし終えたら、次はニオイがまた復活しないように予防をする必要があります。ということでここでは、「ニオイ予防編」と銘打って、ニオイを予防するための正しい知識・対策についてお話ししていきますね。ラインナップは以下の通りです。

  • 除湿剤・脱臭剤は必ず使うこと
  • クローゼット内を定期的に整理しよう
  • 3ヶ月に1度の日陰干しでニオイ知らずに

どれもニオイを予防する上では非常に重要なものになるので、順番に確認していきましょう。

除湿剤・脱臭剤は必ず使うこと

まずは多くの方が気になるであろう、「除湿剤・脱臭剤」についてお話ししていきますが、両者を必ず使用するということは覚えておいてください。先述のように、クローゼットのニオイの原因は兎にも角にも「湿気・水分」ですから、これをブロックするための除湿剤・脱臭剤は本当に大切です。

一方で、どれだけ気をつけていてもニオイは多少なりとも発生してしまうので、除湿剤と同時に脱臭剤を使用することも推奨されます。両者ともにそんなに高いものでもないですし、効果も数ヶ月続いてくれますから、積極的に手にとってみて欲しいです。

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『どんなものを買っていいのか分からない』という声があると思うので、以下で筆者愛用の製品をご紹介させていただきます。

臭い取りのおすすめはこれ

まず臭い取りのおすすめ商品ですが、個人的におすすめしたいのが以下の商品です。

消臭力クローゼット用

ニオイ対策の鉄板「消臭力」から出されている収納空間用の製品となっていて、クローゼットにももちろん使用可能です。今まで色々な商品を多数使用してきましたが、

  • ニオイを取る力
  • 香りの強弱のバランス

この2点において非常にバランスが良いと感じたので、これを使い続けています。香りはリネンフローラルということで、「ふんわり香る」のがイチオシポイント。他の製品は消臭剤というより「芳香剤」と呼ぶべき香りの強さのものが多いのですが、こちらの香りはマイルドながら心地よい香りを演出してくれるのでお気に入りです。

消臭力クローゼット用の本体

袋を開けるとこのような感じとなっており、可愛らしい衣類の形をしてくれています。男の筆者が使用するのにちょっと抵抗がありますが、まあそこはご愛嬌・・(笑)

消臭力クローゼット用は残量の確認ができる

また、右下の穴の空いている部分から、「残量」を確認することができるようになっているので、利便性という点でもよくできています。

使い方もとても簡単で、

消臭力を設置

こんな風にかけておくだけです。こうするだけで向こう3ヶ月間は消臭力を発揮してくれますから、非常に便利だしお手軽ですよ!クローゼットを開けると香ってくるフローラルの香りが非常に心地よくて大好きです。

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もちろん、この商品だけがおすすめというわけではなく、クローゼット内の消臭を謳っている製品なら全く問題ありません。香りは好みが強く反映されるので、自分が気に入ったものをチョイスしてみることをおすすめします。

湿気取りのおすすめはこれ

続いて除湿剤、湿気取りについてですが、こちらも脱臭剤と同様に市販されているもので問題ありません。自分のクローゼットの容量にあったものを選べば失敗はないでしょう。

セリアで買った湿気取り

こちらは筆者が100均のセリアさんで購入させていただいた、クローゼットなどに置く除湿剤です。これじゃちょっと大きい、小回りがきかないという方は、

【まとめ買い】備長炭ドライペット 除湿剤 使い捨てタイプ (420ml×3個パック)×4個

このような小分けにされたものを購入すれば良いでしょう。どこのメーカーのものも性能的には全く同等ですから、本当にどれでも大丈夫です。

そして、今回筆者がおすすめしたいのは、

再利用型除湿剤

こちらの『無電源で使える再利用型の除湿機』です。ちょっと意味が分からないと思うので、まずはこちらの写真をどうぞ。

再利用型除湿剤は乾燥剤が入ってる

機械の中にはこのようにシリカゲルでできた除湿剤が入っており、市販されている一般的な除湿剤と同じ役割を果たしてくれます。

除湿剤を設置

このように小さめのクローゼットの中にも置けるサイズ感なので、大中小全てのサイズに対応している汎用性の高さも魅力です。

そして、もし中に入ったシリカゲルが水分を吸いきってしまったら、

再利用型除湿剤は加熱して再利用する

このように付属するスタンドにセットし通電させることで、再度シリカゲルが乾燥し再利用することが可能になります。乾燥したシリカゲルが水分で満たされるのはおよそ2ヶ月なので、2ヶ月経ったら一度クローゼットから取り出して2時間乾燥、再度クローゼットに入れれば半永久的に使用可能。画期的な商品ですよね。

価格は筆者購入時はAmazonタイムセールで4,000円ちょっとということで、除湿剤と同等の機能と考えれば『ちょっと高いかな?』と感じなくもないですが、再利用可能ってのがエコだし経済的で個人的には物欲を刺激されました(笑)

ちょうど1ヶ月半〜2ヶ月くらいでいつもシリカゲルが満水状態になるので、そのタイミングで充電しつつ、クローゼットの中を整理することにしています。これが習慣化しているので、今ではクローゼットの中は常に衛生的で、ニオイのかけらもしませんよ。

とはいえ、全然市販の数百円の除湿剤でも代用可能なので、あくまで「あったら助かるよね」みたいな感じで捉えてください。

クローゼット内は余裕を持たせよう

とりあえず除湿剤と脱臭剤を使用することで、ある程度のニオイには対処することが可能になる一方で、「衣服の保管方法」でも気をつけるべきことがあります。それは『クローゼット内に余裕を持たせる』という点です。

当然のことながら、どれだけ除湿剤を置いたとしても、クローゼットの中には湿気が少なからず充満します。そういった環境で、衣類同士がぎゅうぎゅう詰めになっていたらどうなってしまうでしょうか?当然ムレますよね。

こういったところからカビは繁殖していくので、衣類と衣類の間には一定以上の隙間を開けるようにしてください。そのためのおすすめグッズはこちら。

セリアで買ったハンガーをかける金具

こちらもセリアさんで購入した、ハンガーとハンガーの間を開けてくれる便利なグッズですね。使い方は見ての通りで、

セリアのハンガー金具をセット

このようにぶら下げて、

スーツを収納完了

凹んでいる部分にハンガーをかけてあげれば、一定以上のスペースで衣類が保管されるという寸法です。干せる数が少なくなってしまう、という懸念があるかもしれませんが、そこは逆に考えましょう。

『今までが多過ぎた』ということです。自宅のクローゼットのキャパシティを考えた上で、今までの衣類の量が多過ぎたので、不要なものをできるだけ処分する。このような動機付けにもなりますから、余裕を持って保管するということを心がけましょう。

3ヶ月に1度の日陰干しでニオイ知らずに

除湿剤・脱臭剤をクローゼット内に置いて、衣類と衣類の間を十分開ける。もうこれだけで優等生に慣れるレベルに達していますが、衣類の保管の達人になるためにも「3ヶ月に1度の日陰干し」を行うことも心がけましょう。

まあ、除湿剤を置いて衣類間のスペースを空けていれば、ニオイが発生することはそうそうない訳ですが、それでもやはり定期的な陰干しで吸ってしまった水分を飛ばしてあげるとより完璧に近いニオイ対策になってくれます。

とはいえ、大きめのクローゼットやウォークインクローゼットなど、『定期的に中身を全部出すのがしんどい』ってケースもありますよね。そういった場合には、サーキュレーターを使ってクローゼット内の空気を循環させ、通気性を定期的に改善させてあげてください。

こうすることで、日陰干しと同等の効果を得ることにつながり、ダメ押しとも言えるニオイ対策になってくれます。扇風機でももちろん良いですが、サイズ感的に大きいのと、夏場しか外に出さない家庭がほとんどなので、小型のサーキュレーターを一家に一台持っておくと色々便利ですよ。

部屋干しや卓上扇風機としても使用可能なので、汎用性が非常に高いのも魅力です。お持ちでない方は、この機会にゲットしておいて損はないでしょう。

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ということで、以上でクローゼットのニオイ対策は終わりです。本当はもう少しお話ししたいこともあるのですが、アレコレ言い過ぎてもややこしくなってしまい、結局身につかない・・、なんてことにもなりかねないので、以上の知識・対策をもとに、ご家庭の衣類の保管方法を見直してみてください!

まとめ

この記事では、どこの家庭でもあるあるな「クローゼットのニオイ」という観点から、色々とお話をさせていただきました。

最も重要なことは「除湿」です。これさえすれば多少の埃が出てもニオイには繋がらないので、まずは除湿剤、換気・・、この辺りを重点的に対策してみてください。

再利用型除湿剤

筆者が普段から使用しているこちらの再利用式の除湿機は、コンパクト、かつ除湿時は無電源で使用可能なので、個人的イチオシ製品です。購入後は実質タダで使いまわすことが可能なので、長い目で見るとお得になる可能性大!

とは言いつつも、100均でも手に入るのも事実ですから、自分に合ったものを使ってみてください。また、クローゼット内に虫が頻繁に湧いてしまう場合には、防虫剤の使用も推奨されます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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